「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

コミュニケーション

出先での「iPhoneからの音源チェック」どうしてます?

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 作曲家の仕事をしていると、今すぐ急いでこのデモを確認しなければ、、、ということがよくあります。ひとりで作ってる場合は仮歌さんのテイク確認とか人のデモ聴いて相談に乗るくらい?ですが、コーライティングの場合…

DJ KhaledがI'm the oneを作ったときのはなし

おはようございます、作曲家のペンギンスです。 ふとYouTubeでこれを見つけたら、すごくいいバイブス(言いたかっただけ)でして。 How DJ Khaled Created 'I'm the One' | Billboard | How It Went Down - YouTube 2017年の大ヒット「I'm the One」をDJ Kha…

感覚(アート)のひとと、技術(クラフト)のひとをつなぐ論理的なわたし

こんにちは、作曲家のペンギンスです。むちゃくちゃいい天気でテンションがあがっています。久々のブログ更新です。そして久々にコーライト論的なことをちゃんと書きます笑少し前にちょっと流行ったビジネス書で、山口周氏の「世界のエリートはなぜ「美意識…

日本初の音楽制作コミュニケーションツール「Co-Writing Studio」が正式リリースされました!

こんにちは、作曲家のペンギンスです。今日はプレスリリースのご紹介です。音楽制作システムっす。日本初の音楽制作コミュニケーションツール「Co-Writing Studio」が正式リリースされました!株式会社クレオフーガさんから本日プレスリリースが出ています。…

Session Day1 感想

おはようございます、作曲家のペンギンスです。2日目の朝は早く目が覚めてしまいました。時間があるのでスウェーデンコーライト初日の感想でも。1.雑談大事僕のコーライトメンバーは歌えて歌詞が書けるプロデューサーと、歌えてトラックが作れるシンガーの2…

コーライティング実況中継@TIMM

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 昨日はTIMM(Tokyo International Music Market)の2日目に行ってきました。 タイトルにある、コーライティング実況中継というパネルを観るためです。 LA在住の作曲家、ヒロイズムさんが実際にその場で海外スタイルのコ…

「壁打ち」の相手がいることのありがたさについて

こんばんは、作曲家のペンギンスです。朝8時の〆切に向けて現在最終仕上げを待っているところです。イントロの構成を変えたら印象が激変してテンションダダ上がりです。行ける・・・!さて、待ち時間にブログ更新です。今日は「壁打ち」についてです。以前10…

歌謡曲こそコーライトに向いている?(&コーライトおやつの新作が出ました)

こんばんは、作曲家のペンギンスです。相変わらずコーライトに追われてるというかコーライトを追いかけてるというか、とにかくデッドヒートです。 以前コーライト中に食べたいおやつという話をしましたが、その時は確かコーヒーゼリーとか柿の種の話をしてい…

作家対談企画・with長沢知亜紀「もうね、みんなコーライトしたらいいと思いますよ」第5回「こだわって、こだわって。」

「曲のタイトルに死ぬほどこだわりたい(長沢)』 でも、どっちですか長沢さんは。作詞家の歌詞か、作曲家の歌詞か。ぼくがみてると、作詞家の本質があるのかなって。 長:お?笑 心はシンガーソングライターですよ。でもたぶん、コピーライターでいたい。 ぺ…

作家対談企画・with長沢知亜紀「もうね、みんなコーライトしたらいいと思いますよ」第4回「コーライトでポジティブに」

第4回「コーライトでポジティブに」 「誠実さとネガティブさは紙一重(ペンギンス)」 ちょっといいかな?前から、ブログに書こうと思っていたテーマで、でも書くのが難しかったのだけれど。誠実さとネガティブさって、紙一重だなーと思っている。ということを…

作家対談企画・with長沢知亜紀「もうね、みんなコーライトしたらいいと思いますよ」第3回「オープンイノベーションと自己実現」

「もうひとりの力でやる時代は終わったんですよ(長沢)」 あ!あと、コーライトだと、気軽に始められるのもよくないですか。 ぺ:思う。 長:最悪フォロワーがいるって状態でやるんですよ。作詞が苦手な方が、作詞頑張りたい、とゆって、私は自分がコライトす…

作家対談企画・with長沢知亜紀「もうね、みんなコーライトしたらいいと思いますよ」第2回「アーティスト?メンバー?当事者?女子?」

「アーティストとのコーライトがキーになるかもしれない(ペンギンス)」 ぺ:なるほどね。思ったんだけどさ、寄せるっていうことと、自分の強みっていうこととの両立を考えるうえで、アーティストとのコーライトがキーになるかもしれないよね。 長:アーティ…

作家対談企画・with長沢知亜紀「もうね、みんなコーライトしたらいいと思いますよ」第1回「コーライトとの出会いと驚き」

「”曲で驚かせてやりたい”が私の原動力(長沢)」 ペンギンス(以下「ぺ」):改めてまして今日は対談を受けていただきありがとうございます!このブログのなんというか、テコ入れというか(笑)。ちょっと変化をつけるための企画ということで、やっていければ…

予告「次回から対談連載が始まります!」

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 予告です。 次回から、このブログでしばらく対談が連載されます。 ペンギンスと、コーライト仲間の作家、長沢知亜紀さんのMessenger対談です。 コーライトをはじめたきっかけから、歌詞へのこだわり、歌への想い、さら…

それは事実なのか?

こんばんは、作曲家のペンギンスです。しばらく「コーライティングの教科書」の紹介シリーズが続きましたが、久々に通常回です。以前どんなテーマでブログが読みたいかということで、タイトル候補をいくつか挙げたときに、意外とみなさんから興味を持ってい…

「コーライティングの教科書」紹介 vol.5「コーライティングメンバーの見つけ方」

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 何回かにわたって「コーライティングの教科書」の紹介をしてきましたので、そろそろ「僕も私も実際にコーライトしてみたいな、でも誰とコーライトすればいいんだろう・・・」という気持ちになっている人も多いのではな…

「コーライティングの教科書」紹介 vol.4「オンライン、セッション、キャンプ。それぞれの風景」

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 シリーズで紹介している「コーライティングの教科書」ですが今日のテーマは「オンライン、セッション、キャンプ。それぞれの風景」です。この本の中には「web上のやりとりで進められるコーライト」「海外での1day単位…

「コーライティングの教科書」紹介 vol.3「国際基準のルールがあることのメリット -日本で制作する日々に風穴を-」

こんにちは、作曲家のペンギンスです。前回に引き続きBLUE BOOKこと「コーライティングの教科書」を紹介していきたいと思います。 黒船を引き合いに出すまでもなく日本人は外圧を受けて変わるのが得意です。なにがしかの外国由来のアイテムやら慣習やらがな…

「コーライティングの教科書」紹介 vol.2 「いま、日本で「あえてコーライティング」することの価値」

こんばんは、作曲家のペンギンスです。眠れない夜はブログを書きます。というかvol.1書いたあと3日も空けてしまってすいません。 書籍「コーライティングの教科書」を紹介するシリーズですが、実際の書籍の中身はぜひAmazonで買って読んでいただくとして(笑…

Eテレ「Eダンスアカデミー」で目撃したコーライトと同じモメ方

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 突然ですが、僕は子持ちです。2歳9ヶ月になる男の子がいます。保育園にお迎えに行くのが僕の担当です。お迎えに行って帰って、ご飯を食べさせると19時くらいになっているのですが、その時間にEテレを付けると金曜日に…

コーライトって、地方でもできるの?

こんばんは、作曲家のペンギンスです。写真は今年の夏に行った北海道の支笏湖です。いやぁ北海道めっちゃ良かったです。今ごろ厳しい冬を迎えているのでしょうが冬の北海道もいつか行ってみたいです。 前回のエントリ「何書こうかな・・・」にFacebookなどで…

「ザ・ドリームマッチ」はコーライトのお手本だ!

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 コーライトってなんだろうっていうのを誰にでもわかりやすく「ああそういうことね」と説明できるものをずっと探していたんですがこれは良い。松本人志&内村光良 ザ・ドリームマッチ09 これはTBSで2009年に放送された…

雑談推奨!

こんばんは、作曲家のペンギンスです。いやぁ、ブレードランナー2049ですってよ。音楽担当がヴァンゲリスさんじゃないのが残念ですがとにかくブレードランナーです。みにいかざるをえません。 映画『ブレードランナー2049』日本版予告編 いきなり雑談から入…

固定チームがいいのか、その都度チームを組むのがいいのか

こんばんは、作曲家のペンギンスです。寒くなってきましたね。昔からペンギンキャラで通してきたので寒いのが好きとか得意とか思われることが多いんですがそれ誤解です。何よりも寒いのが嫌いです。冬が憂鬱です。 今日はコーライトをするときにはいつも同じ…

コーライトが特別視されるのはなぜか

こんばんは、作曲家のペンギンスです。少し間があいてしまってすみません。今日はタイトルの通り「コーライトという手法が、とりわけ日本国内で特別視されるのはなぜか」というのを考えてみたいと思います。 海外ではWritingと言ったら普通Co-Writingなので…

コーライトの人数は何人がいいの?

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 コーライトの話をガッツリする回が最近なかったので久しぶりに。ちょっと人数の話をしてみたいと思います。コーライトということで、複数名が集まって曲を完成させるわけですが、何人くらいで集まるのが一番いいのか?…

ワークスウェイの話をしようか -vol.4:ヒューマンスキル

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 連続シリーズな感じでかつて働いていた会社、ワークスアプリケーションズの行動規範「ワークスウェイ」をコーライトにあてはめて解説中ですが、早いものでもう第4夜になりました。今日は「ヒューマンスキル」です。こ…

ワークスウェイの話をしようか -vol.3:コンティンジェンシープラン

こんばんは、作曲家のペンギンスです。ワークスウェイ第3夜です。今夜は「コンティンジェンシープラン」の話をしたいと思います。 この言葉をググると緊急時対応計画とかそういうトピックが検索結果として出てくるのですが、いちおう僕の理解ではコンティン…

締め切り直前の夜明けに思うこと

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 雑談です。 コンペに曲を出すことが多いのですが、締め切りがだいたい朝の8時です。朝締め切って、取りまとめて、午前中から早速ディレクターが聴くという段取りなんだと思います。夜クリエイターが作って昼ビジネスパ…

続・努力と勇気のバランス具合について

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 前回のブログ記事「努力と勇気のバランス具合について」について「コーライティングセッションにおける努力と勇気が語られてない」とコメントをいただきましたので、コーライティングセッションに話を絞って追記してみ…