「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

ディレクション

コーライトの成否は「3人目」の力次第-「3rd person skill」の重要性-

こんにちは、作曲家のペンギンスです。永谷園のチャーハン食べたい。今日は考察を書きたいと思います。ここ最近、仲間とずっと話し合っていたことです。長文です笑タイトル通り、コーライトの成否は3人目が握ってるよ、って話をします。「なんで?コーライト…

決断の前の「プレ決断」のほうがはるかに大事だ

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 いま何をしてるかと言うと自宅スタジオに設置した「人をダメにするソファ」Yogiboに絡め取られ笑、ふわふわしたクッション素材に徐々に吸い込まれながら意識を失いつつあります笑。 そんな時に何を思うかと言うと、や…

シンガーひとりひとりの「母音ぐせ」をみきわめよう!

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 今日は、歌のディレクションについてのお話です。 仮歌さん、あるいはコーライトチームのシンガーなどにトップラインを歌ってもらったけど、なんとなく歌のイメージが思っていたのと違う、なんてことありますよね。 や…

DJ KhaledがI'm the oneを作ったときのはなし

おはようございます、作曲家のペンギンスです。 ふとYouTubeでこれを見つけたら、すごくいいバイブス(言いたかっただけ)でして。 How DJ Khaled Created 'I'm the One' | Billboard | How It Went Down - YouTube 2017年の大ヒット「I'm the One」をDJ Kha…

生オーケストラの素晴らしさと、指揮者という「究極のディレクション」

こんばんは、作曲家のペンギンスです。昨夜は素晴らしいコンサートでした。といってもポップスではありません。赤坂・サントリーホールで、クラシックのフルオーケストラの演奏会でした。NHK交響楽団12月公演@サントリーホール指揮:井上道義演奏:NHK交響…

ながながコンビが語る「たったひとりに伝える。コンセプトから始める作曲講座」

こんにちは、作曲家のペンギンスです。仲の良いあの二人がオンラインイベントに登場です。 peatix.com6月14日(日) 16:00からZOOMにて無料イベント「たったひとりに伝える。コンセプトから始める作曲講座」が開催されます。ClariSや=LOVEへの楽曲提供でおなじ…

質問こたえるよシリーズ「どうやって同時に何曲も作ってるの?〜スケジュール・タスク管理〜」

こんにちは、作曲家のペンギンスです。ありがたいことに、ちょくちょく質問をいただくようになりました。こたえていきたいとおもいます。あ、質問シリーズとか適当なこと書いてますけど次は未定です。質問「ペンギンスさんって何曲も並行して曲作ってますよ…

曲が良くなる(ダメになる)「真実の瞬間」をとらえよう!

こんにちは、作曲家のペンギンスです。僕が尊敬する方でいつも発信に注目してるひとりに、経営コンサルタント・経済思想家の倉本圭造氏がいます。京大からマッキンゼー・アンド・カンパニーを経て肉体労働からカルト宗教、ホストクラブまで経験後、船井総研…

ディレクションってなんだろう、と改めて考える

おはようございます、作曲家のペンギンスです。花粉と戦っている皆さん!勝利の日は近い。がんばりましょう(こればっか言ってる)さて。最近、作家仲間の方から「コーライト初心者の立場から、ペンギンスさんにディレクションをお願いするということについ…

真鶴キャンプ、始まります!

こんにちは、作曲家のペンギンスです。おや、この装備・・・というわけで、毎度お馴染み真鶴キャンプです。また実況中継なるべくしていこうと思います。今回、3日間の日程のうち、最初の2日間は2チームを掛け持ちして、ディレクションでどこまで精度を高めら…

Day2 実況中継「17時から歌入れ!」

こんにちは、作曲家のペンギンス@台湾です。 今日もテンション高くスピーディーに進めてます。 某日本のメジャーアーティスト向けに、1コーラスのメロディーとコードをFIX。 海外コーライトらしく、その場でシンガーが歌いながらトップラインを作っていきま…

良いディレクションの「三大要素」

こんにちは、作曲家のペンギンスです。梅雨、早く明けないっすかね。明けたら明けたで今年も猛暑らしいんですけども・・・。 さて、今日はタイトルのとおり「ディレクションの三大要素」について考えてみたいと思います。コーライティングするときにディレク…

感覚(アート)のひとと、技術(クラフト)のひとをつなぐ論理的なわたし

こんにちは、作曲家のペンギンスです。むちゃくちゃいい天気でテンションがあがっています。久々のブログ更新です。そして久々にコーライト論的なことをちゃんと書きます笑少し前にちょっと流行ったビジネス書で、山口周氏の「世界のエリートはなぜ「美意識…

Session Day1 感想

おはようございます、作曲家のペンギンスです。2日目の朝は早く目が覚めてしまいました。時間があるのでスウェーデンコーライト初日の感想でも。1.雑談大事僕のコーライトメンバーは歌えて歌詞が書けるプロデューサーと、歌えてトラックが作れるシンガーの2…

ボーカルレコーディング@福岡

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 昨夜は福岡市内某所のレコーディングスタジオでボーカルレコーディングでした。 グループのメンバーを次から次へと歌どり。 Pro Tools 長丁場でしたが、曲の完成が楽しみです。 リリースされたらまた告知します!

GO TO FUKUOKA

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 羽田空港にいます。 福岡に行きます。 某案件の、ボーカルレコーディングです。 もちろんコーライトです。 トラックメーカーは、忙しいから、 トップライナーがディレクションできると いいですよね。。 ではいってき…

ディレクション(に専念する)コーライトを始めてみた

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 色々と思うところがあって、ディレクションに専念するコーライティングというのを始めてみました。 誰かほかのトップライナーがいて、誰かほかの作詞家、シンガーがいて、トラックメーカーがいて。僕は全体のディレク…

コーライト楽曲「あなたは卒業」がnanaにupされました

こんばんは、作曲家のペンギンスです。今日は告知です。 先日アニメ「銀の墓守り(ガーディアン)」のEDテーマ「君 君 君」で日本クラウンからメジャーデビューした3人組ユニット「クラスメート」の楽曲「あなたは卒業」をコーライトにて提供しました。メン…

作家対談企画・with長沢知亜紀「もうね、みんなコーライトしたらいいと思いますよ」第2回「アーティスト?メンバー?当事者?女子?」

「アーティストとのコーライトがキーになるかもしれない(ペンギンス)」 ぺ:なるほどね。思ったんだけどさ、寄せるっていうことと、自分の強みっていうこととの両立を考えるうえで、アーティストとのコーライトがキーになるかもしれないよね。 長:アーティ…

作家対談企画・with長沢知亜紀「もうね、みんなコーライトしたらいいと思いますよ」第1回「コーライトとの出会いと驚き」

「”曲で驚かせてやりたい”が私の原動力(長沢)」 ペンギンス(以下「ぺ」):改めてまして今日は対談を受けていただきありがとうございます!このブログのなんというか、テコ入れというか(笑)。ちょっと変化をつけるための企画ということで、やっていければ…

予告「次回から対談連載が始まります!」

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 予告です。 次回から、このブログでしばらく対談が連載されます。 ペンギンスと、コーライト仲間の作家、長沢知亜紀さんのMessenger対談です。 コーライトをはじめたきっかけから、歌詞へのこだわり、歌への想い、さら…

Eテレ「Eダンスアカデミー」で目撃したコーライトと同じモメ方

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 突然ですが、僕は子持ちです。2歳9ヶ月になる男の子がいます。保育園にお迎えに行くのが僕の担当です。お迎えに行って帰って、ご飯を食べさせると19時くらいになっているのですが、その時間にEテレを付けると金曜日に…

「ザ・ドリームマッチ」はコーライトのお手本だ!

こんにちは、作曲家のペンギンスです。 コーライトってなんだろうっていうのを誰にでもわかりやすく「ああそういうことね」と説明できるものをずっと探していたんですがこれは良い。松本人志&内村光良 ザ・ドリームマッチ09 これはTBSで2009年に放送された…

雑談推奨!

こんばんは、作曲家のペンギンスです。いやぁ、ブレードランナー2049ですってよ。音楽担当がヴァンゲリスさんじゃないのが残念ですがとにかくブレードランナーです。みにいかざるをえません。 映画『ブレードランナー2049』日本版予告編 いきなり雑談から入…

固定チームがいいのか、その都度チームを組むのがいいのか

こんばんは、作曲家のペンギンスです。寒くなってきましたね。昔からペンギンキャラで通してきたので寒いのが好きとか得意とか思われることが多いんですがそれ誤解です。何よりも寒いのが嫌いです。冬が憂鬱です。 今日はコーライトをするときにはいつも同じ…

コーライトが特別視されるのはなぜか

こんばんは、作曲家のペンギンスです。少し間があいてしまってすみません。今日はタイトルの通り「コーライトという手法が、とりわけ日本国内で特別視されるのはなぜか」というのを考えてみたいと思います。 海外ではWritingと言ったら普通Co-Writingなので…

コーライトの人数は何人がいいの?

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 コーライトの話をガッツリする回が最近なかったので久しぶりに。ちょっと人数の話をしてみたいと思います。コーライトということで、複数名が集まって曲を完成させるわけですが、何人くらいで集まるのが一番いいのか?…

ベースさえあれば他に何もいらない

こんにちは、作曲家のペンギンスです。昨日のドラムに続いてベースの話でもしたいと思います。雑談です。 子供心にドラムが嫌いだったという話をしましたが、その点でいうと僕はわりと最初からベースが好きでした。いくつか理由があると思うのですが、まず第…

ワークスウェイの話をしようか -vol.5:ブレイクスルー

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 前職の行動規範「ワークスウェイ」とコーライト、というテーマで5回にわけて語ってきたシリーズですが今回で最終回です。今回は「ブレイクスルー」・・・難しいですね・・・。ひとことでいうと「改善ではなく、非連続…

ワークスウェイの話をしようか -vol.4:ヒューマンスキル

こんばんは、作曲家のペンギンスです。 連続シリーズな感じでかつて働いていた会社、ワークスアプリケーションズの行動規範「ワークスウェイ」をコーライトにあてはめて解説中ですが、早いものでもう第4夜になりました。今日は「ヒューマンスキル」です。こ…