「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

努力と勇気のバランス具合について

 こんばんは、作曲家のペンギンスです。最近カルピスを割って飲むことを覚えました。何を言ってるんだこいつと思われたでしょうか。はい、子供のころ希釈せずに飲んでまずいと思って苦手意識を持っていたんです・・・。炭酸水で割って飲んだら超おいしかったです!(小並感。
 さて、今日はカルピスと炭酸水のバランス・・・ではなくて努力と勇気のバランスについてちょっと書いてみたいです。カルピスと炭酸水を混ぜるとカルピスソーダができますが努力と勇気を混ぜると夢が叶います。ほんとです。ポイントは後者の「勇気」です。もうすこし詳しく、それもいい曲を作るとか、作曲家として成功するとか、音楽に置き換えてお話ししますね。
 良い曲を作る、業界で成功する、なんでもいいんですが作曲家として成功するために努力する人は多いと思うんですが、最近おもうのは地味な努力に加えてちょっと「勇気を出す」っていうスパイスをからめると俄然努力が報われやすくなるなってことです。
 例えば、1曲作る、というのは努力です。で、100曲作ったら立派な努力だと思います。ただ、100曲作っても進歩がなかったら意味がないし、チャンスをつかめなかったら意味がないですよね。でも努力してるけど努力の無限ループにハマって、前に進まない人が意外と多いんです(自戒を込めて・・・)。
 そこで「勇気」ってのはどういうことかというと「初めての仮歌さんに勇気を持って声をかける」とか「使ったことない機材で曲作ってみる」とか「これまでに付き合いのなかったレーベルにデモ音源を送ってみる」みたいなことです。つまり「一歩踏み出す」ってことですね。努力の積み重ねはもちろん大事なんですが、そこに少しだけこういう「これまでの繰り返しにとどまらない、一歩前に出る勇気」があると、全然結果が違ってくると思います。僕の場合つねに新しい人とコーライトするように心がけてますし、ディレクターさんと繋がりができるように会合などには積極的に顔を出すようにしてます。
 努力と勇気をうまいことミックスして、おいしいカルピスソーダができたらいいなと思います。あ、好きなカクテルはジントニックです。
 ではまた。

【次回予告】
次回は「ワークスウェイの話をしようか」です。