「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

雑談推奨!

 こんばんは、作曲家のペンギンスです。いやぁ、ブレードランナー2049ですってよ。音楽担当がヴァンゲリスさんじゃないのが残念ですがとにかくブレードランナーです。みにいかざるをえません。


映画『ブレードランナー2049』日本版予告編

 いきなり雑談から入りましたけど今日はまさに雑談の話です。ブログのネタを探しているときに、ふと「コーライトで一番クリエイティブなのっていつだろう」と考え出しました。もちろん決まってなんかいません。メロディーが思いつく瞬間だってそりゃクリエイティブだし、スネアの音色ひとつ決まるだけで一気に流れが変わることもあるし、色々です。でもいいコーライト、決まる曲は、「こんな曲作ろう」と考えているときのワクワク感が半端ないんですよね。つまり曲を作る前だから、一番最初のプロセスです。
 こんな曲作ろう、という話をさらにさかのぼると、雑談に行き着きます。めちゃくちゃたわいもない、たいていは飲み会だったり、キャンプだったら昼飯食いながらとかなんですが、チームメンバーで話をしていると自然と打ち解けて、なんていうか「その人となりが音になってくる」瞬間があります。そこから始まったコーライトには嘘偽りがないし、何を作るにせよ説得力がある音になるなーと思います。
 昔勤めてた会社でも雑談推奨とよく言われました。別に仕事中に余計なことしゃべれというわけではなくて、まさにコーライトと同じ意味で、「仕事仲間とまず雑談が盛り上がると、そこでクリエイティブなスイッチが入って、思考が整理されて新しいことが生まれやすくなる」という趣旨です。もちろん飲み会とか飯とか会って話すのが一番ですが、Skypeでもいいし、メッセンジャーでポツポツと断続的にする雑談も結構好きです。
 しましょう雑談!出しましょうクリエイティブ感!