「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

コーライトがさらに普及するために必要だと思ったこと

こんばんは、作曲家のペンギンスです。近所でお祭りがあって、この土日はずっとお祭りの音が聞こえてきます。ぴーひゃらぴーひゃら。

GWの真鶴キャンプではアーティストとコーライティングして、結果は上々でした。レーベル的にもマネジメント的にも好評を頂けたようで何よりです。今後に繋げていきたいと思いました。

最近はアーティストさんだったり、自分が所属するCWF(Co-Writing Farm)以外の作家さんだったりと積極的にコーライティングの機会を持つようにしています。それはコーライティングというものを身内のブームみたいな感じで終わらせたくない、J-POPのヒット曲を作るためのすぐれた方法論だから、もっと普及してほしいという気持ちからの行動です。

幅広い界隈の人とコーライトすると、いろいろなことに気づきます。曲作りにしても、最初から作曲家です、という人とシンガーソングライターのアーティストとではまったく考え方が違います。楽器を弾きながら作る人もいれば歌詞が先じゃないとダメ、という人もいるし、トラック先以外にどんな作曲があるんだよ?という人もいる。とにかく歌うからそれを適当に録音して、プレイバック聴きながら考えようぜ、という人もいる。アレンジより先にメロディーと同時にハモりもガンガン録っていく人もいる。

音楽家が十人十色なのだから、コーライトの形は十人十色、いや10×10で百人百色だなと思うこのごろです。まずコーライトを楽しむ、相手のスタイルを面白く思う、というところが良い結果にも繋がるんだろうなと思いながら、新しい局面に入った自分のコーライティングを自分自身でワクワク受け止めています。