「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

トップライナーひな壇芸人説

 こんにちは、作曲家のペンギンスです。

 お笑いが好きです。お笑い芸人が好きです。ネタ番組が好きです。
 IPPONグランプリがあれば全てに優先して録画した上でリアルタイムで真剣に観ますしM-1やTHE MANZAIは言うに及ばず。アメトーーク!は立ちトーーク!が好きですしイロモネアとか原点まで遡れば「ごっつええ感じ」までとにかく腹を抱えて笑うのが好きです。YouTubeでなんでもみられるいい時代になりました。しあわせ。

 話変わりますが今度の週末は年に何回か参加しているコーライティングキャンプです。
 音楽が好きです。コーライトが好きです。コーライティングキャンプが好きです。
 神奈川県は真鶴町で1泊2日の泊まり込み。そこでチームで曲を作りディレクターにプレゼンするという真剣勝負の場。近づくとそわそわしてきます。アーティストに採用されるための適切なターゲット設定やチームメンバーの強みを活かした作戦づくり、適切な前準備は何か?までとにかく曲を作るのが好きです。DAWでなんでもつくれるいい時代になりました。しあわせ。

 まったく関係のない2つの話から始まった今回のブログですが、伝えたいのは「リアルタイムでクリエイティビティを発揮する気持ちよさってあるよね!あるよね!イェェェェー!(サンシャイン池崎)」ってことです。芸人はステージの上で、TVカメラの前で一触即発のボケとツッコミを繰り広げ、作曲家はコーライティングキャンプで、DAWの前でトップラインとトラックをぶつけ合うわけです。
 似てると思ったんですよね。ボケとトップライナー、ツッコミとトラックメーカーが。あと、MCとトラックメーカー、ひな壇芸人とトップライナーの関係も。
 風呂敷広げる奴がいて、それをまとめる奴がいる。テーマを設定する奴がいて、そのテーマで暴れる奴がいる。そういう二極構造みたいなものがお笑いにもコーライトにも感じられて、そこでさあ客は何を求めてるのか、俺は何ができるのか、お題は何か、制約はこれだ、でもうるせえ知るか、俺は俺だ(「バーン!」)みたいな一連の脳内で飛び交う火花散るクリエイティブな戦いがとても好きです。
 僕としては野性爆弾のくっきーみたいな何をやらかすのか予測不能な危険人物でありたいと思ってるんですが多分これはコンプレックスから来る願望で、実際にはつっちーこと土田晃之さんみたいな何でも手堅くやるタイプなのかなと思っています。
 なんの話してるんだかよくわからなくなってきたのでこのへんで終わりにしたいと思います。作曲家でも役者さんでもそうですが、なにか本業があるひとがものを書くって文体のコントロールが難しいですね。
 みなさまよい日を(なんだそれ。

【次回予告】
次回は「コーライティングキャンプ特集 vol.1 準備編」です。

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