「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

ワークスウェイの話をしようか -序章-

 こんばんは、作曲家のペンギンスです。
 珍しく昔勤めていた会社の話をしようかと思います。それも社訓みたいなやつの話です。あ、逃げないでください。多分フツーに読み物として面白いです(笑)。
 IT系のそこそこでかいベンチャー企業だったのですが創業経営者が今でも経営をしていまして、退職から2年以上経ったいま改めて思い出してもその社訓みたいなやつはけっこういいこと言ってたなぁと思うし、その内容が音楽づくり、とりわけコーライティングにあてはまることが多いなぁと思うので。

 こんな会社っす。
 株式会社ワークスアプリケーションズ。
 

www.worksap.co.jp
 すごく簡単にいうと、企業が使う社内システムってのがいろいろあるんですけど、それを受託ではなく自社で開発して、自分たちで売ってるという会社です。多分この「受託ではなく自社で開発して」というところが社訓はじめ、いろいろなところに良い影響を与えている気がしています。
 さて、社訓と呼んできましたが正確には「WORKS WAY」というちょっとしゃらくせぇ名前がついた5ヶ条の心がけみたいなやつです。仕事をしていく上で(音楽もそう)いろいろな困難にぶつかったり迷いどころってありますよね。そんなときに何があってもぶれることないプロの仕事人としての基準を説いたものです。
 以下5ヶ条です。

-WORKS WAY-

1.他責NG
 ペンギンス流ひとこと解釈「できない理由ではなく、できる理由を探せ」
2.なぜなぜ思考
 ペンギンス流ひとこと解釈「ただ事実を受け入れるのではなく、なぜそうなのか本質を理解しろ」
3.コンティンジェンシープラン

 ペンギンス流ひとこと解釈「うまくいかなかった時に備えて代替案を用意しておけ」
4.ヒューマンスキル

 ペンギンス流ひとこと解釈「人としてまっとうで魅力的であれ」
5.ブレイクスルー

 ペンギンス流ひとこと解釈「改善ではなく、非連続で破壊的な成長を実現しろ」

 おお、イカツイ(笑)。よくわかんないけどなんかイカツイ(笑)。でも決して小難しい、丸の内とか大手町でしか通用しない内輪の論理ではなくて、渋谷でも浅草でもナッシュビルでもモンゴルでも通用する普遍的であたりまえの心がけだと思うのでリラックスして楽しく読んでほしいとおもいます。
 これを明日から何回かにわけて、「それってどういうことなのか」を簡単に、そして「コーライティングでいうとどういうことに役立ってるのか」を詳しく説明していきたいなと思います。

【次回予告】
次回は「ワークスウェイの話をしようか -vol.1:他責NG」です。

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