「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

作家対談企画・with永野小織「コーライトは「愛」にこだわりたい」第1回「会社員として勤務しながら年間109曲」

こんばんは、作曲家のペンギンスです。
前回の対談が好評だったので、今後も知り合いの作家さんをお招きしていきたいなと思ってます。本日は第2弾でCo-Writing Farm仲間の永野小織さんをお呼びしました!お楽しみください。


vol.1「会社員として勤務しながら年間109曲」


永野「よろしくお願いします!緊張してます笑」
内山「よろしくお願いします!あの、緊張という事なんですけど、前回の対談がね、作家仲間に、なんというか、恐怖をw」
永野「ハードルがめっちゃ上がってて笑」
内山「らしいね。「僕は私は、あんなに喋れません」みたいなw
永野「はい笑 えええ 私でいいのか… という」
内山「や、もうほんと、日本初のコーライトブログ!と大見得切ってるので、がんがんコーライトしている作家さんと話をして、ブログを賑やかにという、それだけです。去年って、何曲作りました?結局。差し支えなければ。」
永野「えっと、109でした。」
内山「おおお。」
永野「100くらいのタイミングでペンさんに言ったら、「いかれてる」って言われたw
内山「言ったよー、いかれてるものw 補足すると、永野さんは会社員として勤務しながらの109曲なので、これはちょっと専業でやらしてもらってる僕からすると、ヤベェなと。おい夜と土日で何やってんだ」というw」
永野「今年さらにいかれてるんですよね、、、今日で20なので、、、」
内山「ん、ちょっと何言ってるかわからない(笑)全然俺より多いね、やばいね」
永野「笑。なんか20だったんですよ。(今日は2/22)でもちゃんと寝てるし、ちゃんと遊んでもいますよ笑」
内山「なんか悔しくなって来たわ(笑)争うべきは制作曲数ではないけども!」
永野「そうですね!全然曲数は関係ないです!でも日々の生活の中で息を吸うように曲を作るようになってきましたね。2年前には考えられなかった状態。」
内山「息を吸うようにって良いですね。プロフィール的な話しようかと思ったけど、ここは読者も聞きたいと思うのでこの話を続けさせてください。コーライトで、という事で、1人で全部作るよりは早いのはわかるけど、どんなチームが多いのかな?長沢さんとは良くコーライトしてるのは知ってるけど、それ以外はどんな組み方?つまり、5人コーライトとかだと、正直かなり楽だ、みたいなのはあるじゃない?ひとりあたまは。そうでもない?勝手に話し合ってくれたりとか、なんとなく複数名で揉んでくれたりとか。」
永野「あーなるほど。長沢さんのようによくあるチームってのはやはりいくつかありますね。よくやるチームは慣れてるから話も早いし、作業的にも分担できるので早いときもあります。あとはペンさんもやってるけどリリックラボという作詞家集団に歌詞を書いていただくパターンなんかもトップライナー、ディレクションに徹するので時間的にはたしかに短いほうだと思います。でも人数によらず、人がいても逆に時間かかるときもありますよね、みんなの意見がまとまらなかったりとか。あと、わりとコライト慣れしていない方とやることも多いので、そういうときはまた違った時間がかかるかもしれないですね。」
内山「ああ、でも大体僕と同じ感覚ですね。難しいのはさ、スムーズに行くコーライトが良い曲できて、時間かかるコーライトがじゃあ良くない曲になるのかっていうと必ずしも・・・
永野「それは本当にそうですね!関係ないですね。時間かけて、すごい途中で心折れそうになりながら、でも途中で光が見えてきて、最後やったー!ってこともたくさんあります。」
内山「ありますね。あれ不思議ですね。いや、途中で光が見えてくるってよく考えたら、じゃあ最初のメロディーが良くなくても途中で良くなるのか?みたいな。良いメロディーってなんだ?みたいな不思議さは感じて、でも事実音楽って、作ってる途中でよくなりますね。
永野「確かに、、、 メロディーの要素ももちろんあるけど、それに歌詞がのったり、世界観がついてきて、綺麗な音が重なって、歌ものせて、急にまとまって生き生きしだすときはありますね。すべての要素の掛け合わせなんですよねきっと。」
内山「実感しますねそれを。」

第2回へつづく