「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

秋の雨に思い出した昔話。

こんにちは、作曲家のペンギンスです。
少し忙しくしているあいだに、なんとなくブログの間隔がまた空いてしまいました。

そういえば、この前、久々にリアル飲み会で人と話したんですが、
そこで11年も前に私がアスキーさんに取材された記事の話題になりまして。
当時読んでくれた方が、いまでは作家仲間なんです。

ascii.jp

この記事は私がボカロP「PENGUINS PROJECT」として活動していた11年前にascii.jpさんに掲載していただいたもので、私の半生を振り返りつつ当時感じたボカロへの情熱、希望、そして音楽への愛が語られています。

今読み返してもなんか、「好きに取材してくれて、好きにしゃべらせてくれて、好きに編集したなw」という感じで読んでいて楽しいしポジティブな気持ちになれます。

タイトルの通り「昔話」が大半を占めてるし、なにしろ11年前なんで今となってはこの記事自体が完全な「昔話」なんですが・・・

それでもなにか自分が、二十歳そこそこの頃に苦しんだ思い出、そしてそれを二十代半ばを過ぎてから振り返っている感じは、新鮮であります。

記事側のタイトルになっている「カタギでも音楽は出来る」というのは、当時IT企業のサラリーマンと二足の草鞋を履いている自分に対しての言葉でもあるし、それだけじゃなく「社会人としての基本的な誠実さ、真面目な態度は音楽業界でも通用するし、そういうものが必要な「ふつうの産業」であれよ、ギョーカイ!」という意味もあるなぁと思います。

みなさまもお暇があれば(よほど暇なら)読んでみてくださいね!