こんにちは、作曲家のペンギンスです。
最近、僕は何かを勉強するのが意外と苦手だということに気づきました。
興味があるものであっても、「本を読んで勉強する」とか、「チュートリアル動画を観て同じようにやってみる」みたいなLearning(身に付ける)みたいなことがどうも苦手で。
それよりはアウトプットしながら自然と身に付いていくほうがテンションもあがるし、実際に継続できるなという感じです。
そんな僕が本格的に音楽理論の話をすることになりました。でも、たぶんこれを読んでいるあなたが知っている「あの」音楽理論ではないです。どうしても伝えたい理論があり、さらに、その理論を活かして、どうしても知りたい・・・「J-POPの未来」がある。だから、この回を企画したんです。
こちらの巨大な音楽理論の情報サイト、「SoundQuest」をご存知のクリエイターの方も多いのではないでしょうか。
自然派音楽理論、としてポピュラー、ジャズ、クラシック等のこれまでの理論を俯瞰しつつ、現代において音楽を作る際に「実際に役に立つ、意味のある体系」として再構築されているコンテンツは、きわめて価値の高いものと思っています。
この「SoundQuest」の管理人、吉松悠太氏を理論的支柱として、私・ペンギンスを実践側の代表として、もうおなじみ「ペンギンスTIPSシリーズ」の第6回という位置づけでオンラインでのイベントを開催します。
「SoundQuest」で音楽を分析されている切り口に感銘をうけ、多くのクリエイター、作曲家にとって必要であり、貴重な情報だ!と思った私は、吉松さん連絡をとり、ペンギンスTIPSシリーズのゲストとしてお招きすることにしました。吉松さんにはペンギンスTIPSシリーズに共感していただき、「教えることがカッコいい時代へ」という価値観を共有しつつ、以下のような内容を現在、検討しているところです。
・J-POPの歴史において、とくにここ数年のサブスクヒットの登場により、最新のメロディーやコードがどのように変化してきたか。特にたんなるメロディー、たんなるコードじゃなく「コードとメロディーの関係性」に注目して、それがどのように変わってきたか。
・今っぽいメロディーというのはなんなのか?古いメロ、新しいメロ、という印象の違いはどこからくるのか?つねづね軽視されがちな「メロのフワリ、リズム」の観点も含め検討。
・アヴォイドがどうの、テンションがどうの、といったコードワークは、JPOPで実際問題どの程度曲の姿かたちをつくっているのか?
このあたりが気になる方に是非おすすめの内容です。
CWF presents ペンギンスTIPSシリーズ Vol.6
「YOASOBI、藤井風・・・サブスクヒットから見る「未来のJPOP理論」」
1月23日(日曜日)16:00-17:30、オンライン開催となっております。
上記バナーからPeatix申し込みリンクを貼っております。
教材のドラフトを吉松さんが作ってくださいましたが、非常に濃密で刺激にあふれた内容です。
知的好奇心を満たし明日からの実践につながる90分になることはもう間違いなと・・・。
いつもの通りこのブログの記事で事前教材も公開していきますので、そちらも是非読んでいただき、「これは!!!」とピンと来た方はぜひ受講していただければ嬉しいです。
よろしくお願いします!