「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

east2「ねっ!」楽曲提供しました!

こんばんは、作曲家のペンギンスです。
あんなにひどい暑さが続いていたのに、気がつけば少しずつ涼しくなって、きれいな青空には少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。
そんな夏の終わりにふさわしい素敵なリリースのお知らせです。

みなさまごぞんじGirls2のメンバーによる「ガル学。」内ユニット「east2」の新曲「ねっ!」をコーライトにて提供させていただきました。

east2「ねっ!」
作詞・作曲:ペンギンス/長沢知亜紀/永野小織
編曲:ペンギンス

ねっ!

ねっ!

  • east2
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

この曲のアレンジは本当に好きなようにやらせてもらえて楽しかったです。90'sフレーバー、TK風のピアノ(Roald JD-800 No.53のピアノ音色をSynth Anthology IIで再現)、それを現代的なビートサンプルを活かしつつ、Girls2の世界観に落とし込んでいく・・・。仕事でこんなに自分のこだわりを活かせるのは本当に幸せなことだと思います。

歌詞は夏の終わりの友情を歌った歌で、とっても素敵だなと思います。どうかぜひ、聴いていただきたい1曲です。

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足立佳奈「朝になったら削除します」楽曲提供しました!

こんにちは、作曲家のペンギンスです。
まだまだ暑い日が続きますがお元気でしょうか。

本日8/31よりSpotify、Apple Music等で配信スタートの足立佳奈さん配信シングル「朝になったら削除します」楽曲提供させていただきました。(共作詞曲)

open.spotify.com
「朝になったら削除します」足立佳奈
作詞:足立佳奈・ペンギンス・小木岳司・KIKI
作曲:ペンギンス・小木岳司・KIKI
編曲:小木岳司

アーティストのために書くってどういうことだろう?というのを深く考えるきっかけにもなり、自分自身のリリースのポートフォリオの中の大事なマイルストーンになりそうな気がしています。

ともかく、ぜひ聴いてみてください。

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撮影!

おはようございます、作曲家のペンギンスです。

今日は早朝から都内で撮影!

作家仲間と、プロフィール写真の撮影です。

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テキパキとカメラマンさんやスタッフさんが・・・

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いまは撮影と撮影の間の移動中に車の中でブログ更新してます。

 

撮影待ちでブログ更新とかアイドルみたいだな!(壮絶な勘違い)

 

仕上がりが楽しみです!

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オンラインキャンプ開催中!

こんにちは、作曲家のペンギンスです。

コロナウイルス問題もまだまだ続く中、厳しい猛暑が続いていますが皆様お元気でしょうか。

Co-Writing Farmはこんな時だからこそ次を見据えて、コロナでも開催可能な「オンラインキャンプ」を本日開催中です。

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暑さに負けずにオンラインキャンプする人々

このように、Co-Writing Farmメンバーの作曲家が30名程度集合!ZOOMで開会宣言後、いまブレイクアウトルーム(個別のテレカンルーム)にわかれて、MessengerやCo-Writing Studioと併用しながらライティングセッションを進めています。

各チームを見て回ってきましたが、機材トラブル(特にZOOMとDAWの連携等)等に見舞われるチームもあるものの、おおむね順調な滑り出しのようです。

今回はチャレンジでもありますが、うまくいけば規模を拡大しつつ、オンラインキャンプを広める好機としていき、さまざまなボーダーレスなクリエイターとのコーライトをしていきたいと思っています。

 

「○×△ 〜まる・ばつ・さんかく〜」楽曲提供のおしらせ

おはようございます、作曲家のペンギンスです。
日曜朝の定番、「あのシリーズ」にまた楽曲提供させていただきました!

本日(7/19)よりテレビ東京系で放送開始されたガールズ戦士シリーズの新番組「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」第1期ED「○×△ 〜まる・ばつ・さんかく〜」楽曲提供させていただきました!

「ながながコンビ」こと長沢知亜紀さん、永野小織さんとの共作です。

lovely2「○×△ 〜まる・ばつ・さんかく〜」
作詞・作曲:ペンギンス・長沢知亜紀・永野小織
編曲:ペンギンス

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iTunesでも配信スタート!

こちらの楽曲では編曲も担当しております。かわいい&踊れるキュートなダンスポップに仕上がっております。

9月30日にはCDデビューも予定されています。

lovely2の活躍にご期待ください!



【今週末!】アレンジ(編曲)の「謎」が解ける90分〜「気軽にはじめるアレンジ講座  〜1年で編曲採用にいたるTIPS〜」

こんばんは、作曲家のペンギンスです。

DTMerのみなさん、作曲家のみなさん、そしてバンドマンやシンガーソングライター(SSW)のみなさん。


アレンジ(編曲)ってどうしてあんなにとっつきづらいんでしょうね?

・なんか音楽理論とか知ってなきゃいけなそうな気がする。
・なんか機材にお金かけなきゃできなそうな気がする。
・なんかあれだ、なんか無理なんだよ僕には私には(諦観)

このような事実に基づかない敬遠をされがちな音楽制作プロセス、それがアレンジです。

そんなアレンジの初心者が、2人で協力して勉強し成長しながら、たった1年でメジャーレーベルからのリリース作品の編曲を任されるようになったとしたら・・・その謎を解きたくはありませんか?

アレンジ(編曲)の「ありがちな誤解」を解き、「謎」だった部分をクリアにしてくれるアレンジ初心者向けの講座。それがこちらです。

peatix.com


7月11日(土) 16:00-17:30 オンライン開催
参加費は2,000円となります。(CWFメンバー/山口ゼミ受講中の方は無料)

講師の長沢知亜紀さん、永野小織さんについては、このブログではもはや説明不要でしょう。ゴールデンコーライトコンビとして活躍されているふたりの作曲家の、アレンジを始めてからメジャークオリティーに達するまでの、思考の軌跡をたどる貴重な機会です。

まだお席に余裕がありますので、皆様ぜひお申し込みください!

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最近買ったプラグインはValhallaVintageVerb

 

「作曲家という自由」を手にいれるために〜「山口ゼミ」夏期募集によせて〜

こんばんは、作曲家のペンギンスです。
夏といえばジントニック(年中言ってる。

作曲家っていいぞぉ〜、という話をします。

バンドマンもDTMerもSSW(シンガーソングライター)も作詞家も?ちょっと作曲家の世界をのぞいてみなよぉ〜、という話をします。

僕は昔ボカロP「PENGUINS PROJECT」として5〜6年にわたり音楽活動をしていたのですが、その頃の一番の悩みは「全部自分でやらなきゃいけない」「自分の、好きじゃないところまで世間に売り出さなきゃいけない」ということでした。

アレンジはおろかミックスまで全部自分でやる。自分の人格イコールのボカロPとして、賞賛も炎上も自己責任。売り上げは全部自分のもの。それは、もちろんサイコーに楽しいことでもあります。しかし、同時に悩みでもありました。

当時から作曲には絶対の自信がありましたが、編曲、特に最先端のビートメイキングとかが得意なわけではなかったし、ましてや歌えないし、ギター弾けないし、絵は死ぬほど下手だし、ルックスよろしくないし、服のセンスヤヴァイし、半端に歳食ってるし、これは同じボカロPとして到底ハチさん−そう、米津玄師さん-のような強いライバルには勝てっこないや。そう思ったものでした。自分の得意も不得意も飲み込んですべてをアーティスト活動に注ぐには、僕は中途半端過ぎました。

職業として作曲家をやる、というのは、感度の高いクリエイターの中では正直、今そんなにアツい選択肢ではないと思います。YouTuberになって全ての権利を自分で確保しつつ毎日動画をアップして大成功するとか、それこそボカロPや歌い手的な活動とか、はたまたInstagramerやTikTokerとしてインフルエンサービジネスで成功を収めるか。。。そういった道のほうが「イマドキで、時代をよく理解している」という風に映ることだと思います。実際そうだなぁと思います。

ただ人間は、時代がどんなに移り変わろうとも自由気ままに生まれ変わって人生やりなおすことはできません。人間には向き不向きがあり、それは時代の流れよりも逆らえないものだと僕は思います。僕が絶対的な自信を持てるのはライブステージでの輝きでもニコニコ動画での再生数でもインスタ映えするライフスタイルでもなく、ただ作曲だけでした。こういう人間って、もてはやされないだけで今も昔も絶対数は変わらないのではないかと思います。

そんなことを半分は論理的に、半分は感覚的にとらえて、「作曲家という職業にミニ・ジョブチェンジしてみよう」と思ったのが今からもう7年前のことです。その時に出会ったのが「山口ゼミ」でした。

実際に門を叩き、作曲家という世界に入り込んでみて、「これはイケる」と確信しました。なにせ「ヒットを目標にJ-POPを作曲する」という人生でいちばん得意なことだけをやっていればよいのです。どんなにYouTuberがもてはやされ、歌い手がヒットし、SNSと動画の時代になっても、だからそれに合わせて生きることができるかどうかはまた別の、個人の向き不向きの問題です。

作曲家という職業は、僕にとってきわめて自由な生き方です。自分の人間性ごと背負って生きていくアーティストにはなれなくても、作曲家として「昨日は可愛い女性アイドルの曲を書き、今日はイカツイ男性ラッパーの曲を書く」という風に無数の変化を毎日経験することは、ぼくにとって究極の自由です。作曲という得意技を通じて、何者にも変身することができることは、本当に幸せです。

僕と同じように「いやぁ、曲だけ書いて生きていたいよ」という人は感触でいうと、結構多いのではないかな、と思います。あなたのその眠っている作曲の才能が、一体どれほどのものなのか試してみませんか。

tcpl.jp

上記オフィシャルサイトにて「説明会の申し込み」と「受講そのもののお申し込み」の両方がそれぞれ別のリンクになっています。

説明会:7月11日 14:30-15:30
講座:7月25日〜9月20日(全5回予定)

みなさまの応募を心よりお待ちしております。

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