こんばんは、作曲家のペンギンスです。
ちょっと聞いた話だと、あの筒井康隆さんの名作小説「残像に口紅を」がここへきてTikTokでの紹介をきっかけに、売れて、重版がかかったそうです。
この小説は1989年に出版されたもので、実験的SF小説で名高い筒井康隆の名作。作中で少しずつ「使える文字」が減っていくなか、ギリギリまでそれを意識させずに物語が進行していくが・・・というかなり実験色強いながらも、驚異的な語彙力、表現力で物語そのものは読み進めさせていくというもの。
TikTokはこちら。
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小説自体はこちら。中公文庫から出ています。
ぼくは小学生のころ筒井康隆が大好きで、「霊長類南へ」とか「脱走と追跡のサンバ」とかむちゃくちゃなスラップスティックSFを好んで読みまくっていたのですが、実は「残像に口紅を」は読んだことがなくて・・・
文学部の学生時代に、生協かなんかで、ちらっと中身みて「むちゃくちゃなことしてんな」と思った記憶はあるんですが笑。
ちょっと読んでみようと思います。