「年間100曲」ペンギンスのコーライトな日々

コーライティング(Co-Writing)で年間100曲を完成させ、職業作曲家としてメジャーアーティストに楽曲提供しているペンギンスが、毎日のコーライティングで想うことを書いてます。

ギターに挑戦

こんにちは、作曲家のペンギンスです。
最近知人からエレキギターを借りました。
Fender Telecasterです。
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フェンダーとギブソンの違いとか、フェンダーでもストラトとテレキャスの違いとか「名前が違う!」ぐらいしか知らないしw、ピックアップがどうのとか全然わからないんですが、とりあえず借りてきてシールドぶっさしてオーディオインターフェースにつないで「おお、エレキの音だ(当たり前)」とか言って録音してエフェクターかけて遊んでます。

EメジャーとEマイナーしかコード、押さえられないしw、コードの押さえ方とかググって調べると「お前、言うのは簡単だけどな」みたいな押さえ方ばっかりで、指が痛いです。

なんでギターに興味を持ったかというと、ギターそのものに興味をもったわけではなくて、アナログな楽器、電気信号をリアルに録音するってことの必要性を感じたからです。

最近、自分がトラックメーカーをやった曲でありがたいことにアレンジも含めて採用いただけることが出てきたりして、アレンジャーを名乗れる日も近いのかなと思っているのですが、やっぱりMIXはプロのMIXエンジニアの人には遠く及ばなくて。

なんか、フェーダーとパン、EQ/コンプとリバーブ/ディレイで綺麗にミックスは一応するんですけど、全体の音像がなんかペラペラしていて。

作家仲間でもMIXがかっこいいやつって「立体的」で「空間が広くて」、「つやつやしてるw」んですよね。

この感じを出したいなぁ、なにが足りないんだろうなぁ、と思って考えると、そもそも打ち込み歴が長いので、鍵盤も当然MIDI音源だし、「リアルな生音を収録する経験」が少ないから、「三次元の音空間を身を以て体験しながら創作する」経験値が足りないのかもしれないな、と思いあたりまして。

ボーカルとかはそれなりにレコーディングしてきましたが、やっぱり自分が発する音を自分で録ってみないとわからないのかもしれない・・・と思い、だったら自分でエレキギターを弾いて、その音を録音したらなにかわかるんじゃないか、と思ったのです。

まだチューニングして、じゃらーんとかコード弾いて、そのまま録音してるだけですが、弾き方で全然音も変わるし、強弱をつけて弾いたものが目の前で波形になってく感じとか、ギタリストの人からすると「こいつはこれまで何やってたんだ」と思うと思いますがw、一個一個が面白いです。

で、プラグインのアンプシミュレータをさして、OverDriveとかかけて、ドグシャアァァ、メメタァァ(ジョジョ)ってやってると「確かに、開放弦がちょっと鳴っちゃったとしてもこれはどうでもいいなw」というギタリストの気持ちがちょっとわかったりします。

そのうち、曲に自分のギターをいれられたらいいなと思います。