こんばんは、作曲家のペンギンスです。
連続シリーズな感じでかつて働いていた会社、ワークスアプリケーションズの行動規範「ワークスウェイ」をコーライトにあてはめて解説中ですが、早いものでもう第4夜になりました。今日は「ヒューマンスキル」です。これが多分一番話がシンプルでわかりやすいんじゃないかと思います。
「人としてまっとうで魅力的であれ」そんだけです。
うわ、かっこいい。
そして一番むずい!
一応細分化して説明すると、例えば「クイックレスポンス」といって、来たメールにはすぐ返事しましょうとか、質問にはすぐ答えましょうとか、期限は守りましょうとかまぁ当然ですね。
まぁあと魅力的というか頼り甲斐があるように思ってもらうコツとして「期待値のコントロール」というのがあります。これは相手を失望させず、かといってできること以上の期待をさせず、「普通にうまくいくだろうと思っていたら最高な成果が出て相手が感動する」という形に持っていくように、うまくコミュニケーションを取れ、という話があったりします。
それ以外だとコミュニケーションですかね。コーライトだとあんまり上司部下とかってことはありえないのでアレですが、部下に対しても威圧感なく話せとか。相手が構えてしまって伝わらないようなことがないように、相手に応じて適切なコミュニケーションをとりましょうとか。(いやぁ難しいっすよねそれが・・・)
多分ヒューマンスキルを磨きましょうっていう話は行動規範がどうのという難しい理屈を言わなくてもシンプルに伝わりますよね。コーライトでも「歌詞がupされたらすぐ感想を言いましょう」とか「メロディー直そうって言われたらすぐ直しましょう」とか。締め切りギリギリに良いmixがあがってきてもそれは当たり前なので、早い段階で一度80点くらいの仕上がりでも聴いてもらってチームメンバーを安心させておいて、最終的に120点の仕上がりで締め切り直前に完成して感動させる、といった仕事の段取りの話とか。
なのでヒューマンスキルについては多くを説明する必要はないかなーって思います。それよりもこれからブログを続けていくなかで色々とこの手の話は出てくると思うので、その時に「ああ昔いってたヒューマンスキルの話ね」と思ってくだされば幸いです。
ワークスウェイはヒューマンスキルのようにシンプルなものから次回最後に説明する「ブレイクスルー」のような奥深い概念まで幅広く、またコンティンジェンシープランのように「失敗しないための守りの考え」から「ブレイクスルー」のような「大成功するための攻めの考え」までバランスのとれた行動規範になっているので、手前味噌ながらフリーランスの作曲家になってからもよく思い出しては勇気付けられています。
【次回予告】
次回は「ワークスウェイの話をしようか(最終回) -vol.5:ブレイクスルー」です。